食道がんの治療を行うには、内視鏡検査、CT検査などで判断した臨床病期(がんの進行度)、耐術能(手術に耐える体力)を評価し治療方針を決定します。患者さんは、がんの診断を受け不安な気持ちで病院に来られると思います。
そのため、少しでも早くに治療を開始するためには、必要な検査を早く済ませることが大切です。そのため、初診日であっても緊急で各種検査を行わせていただくことがあります。
また、初診から初回入院までは3−7日程度となることが多いです。
進行食道がんでは、化学療法(抗がん剤治療)と手術を組み合わせて治療を行うことが多いです。術前化学療法は連日の点滴治療(5日間の点滴、3週ごとに2-3回)となるため、入院で行う必要があります。化学療法開始から手術までの期間は、おおよそ1ヶ月半から2ヶ月程度となります。
何かわからないことがありましたら遠慮なく担当医にお申し付けください。
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